日産、2026年3月期は6500億円の最終赤字見通し 構造改革費が重荷に

日産自動車は2026年3月期の連結最終損益が6500億円の赤字になるとの見通しを発表しました。これは2年連続の赤字となります。主な要因は、経営再建計画に伴う構造改革費の増加です。

更新 2/12 17:35

2026年3月期の業績見通し

  • 日産自動車は、2026年3月期の連結最終損益が6500億円の赤字になると発表しました。
  • これは前期の赤字額(6708億円)と同程度の規模で、2年連続の最終赤字となります。
  • 事前の市場予想平均(3304億円の赤字)よりも赤字幅が大きくなっています。

赤字の主な要因

  • 経営再建計画「Re:Nissan」に基づく構造改革費が膨らむことが主な理由です。
  • これには、工場などの資産見直しやリストラ費用が含まれます。
  • これらの費用の一部は、現金支出を伴わないノンキャッシュ項目であると説明されています。

売上高・営業損益の見通し

  • 売上高は前期比6%減の11兆9000億円、営業損益は600億円の赤字(前期は黒字)と見込んでいます。
  • 売上高予想は従来予想より2000億円、営業損益予想は2150億円引き上げられました。

2025年4〜12月期の決算

  • 同期間の連結決算は、売上高が前年同期比6%減の8兆5779億円、最終損益は2502億円の赤字(前年同期は黒字)でした。

経営再建計画の進捗

  • 日産は、世界で2万人の人員削減や7工場の削減を掲げています。
  • 2027年3月期までに関税影響を除き、自動車事業の営業損益とフリーキャッシュフロー(FCF)の黒字化を目指しています。
  • 固定費削減が想定以上に見込まれることや為替影響が、営業損失見通しの改善に寄与しています。

用語解説

  • FCF: フリーキャッシュフロー。企業が事業活動を通じて自由に使える現金のこと。

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