積水ハウス、人手不足対策で大工1000人正社員化へ

積水ハウスが、住宅建設業界における深刻な人手不足に対応するため、大工職人を大量に直接雇用し、2033年までに1000人体制を目指す方針を発表しました。これは、従来の協力会社への外注中心の商習慣からの転換を図る異例の取り組みです。

更新 2/14 21:26

大工の直接雇用強化

  • 積水ハウスは、住宅建設現場の人手不足に対応するため、大工(職人)を直接雇用する方針を強化しています。
  • 2033年までに1000人の正社員大工体制を目指し、採用数を大幅に増やす計画です。
  • 従来の、景気変動に合わせてコスト調整しやすい外注依存型の商習慣からの転換を図ります。

クラフター制度と育成

  • 2023年から職人の直接雇用を本格化し、「クラフター制度」を始動しました。
  • 65歳定年までの雇用を前提とし、若手を中心に採用を拡大しています。
  • 入社後は半年間の全寮制訓練校で、同期と共に技術と知識を習得します。
  • 現在、在籍者は600人に迫っており、2026年4月には高校卒業者で100人強の入社を見込んでいます。

業界における異例の取り組み

  • 住宅メーカーでこれほど多くの大工を直接雇用する例は珍しいとされています。
  • この取り組みにより、施工部隊としての自立や、他社工事の受注といった新たな事業機会の創出も期待されています。
  • この方針は、住宅建設業界が直面する「家が建てられない」という危機への先手を打つものと見られています。

用語解説

  • クラフター制度: 積水ハウスが導入した、大工職人を直接雇用し育成・定着させるための制度。
  • 積水ハウス建設ホールディングス(HD): 積水ハウスグループ内で、建設事業および職人の雇用・育成を担う部門。

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