埼玉の県道陥没事故、定期点検の評価に不備 第三者委が報告書

埼玉県八潮市で発生した県道陥没事故について、県の第三者委員会が報告書を公表。事故現場周辺の下水道管点検で、県が「直ちに修繕が必要ない」と評価した点に不備があったと指摘しています。

更新 2/19 21:39

埼玉の県道陥没事故に関する第三者委員会の報告

  • 昨年1月に発生した埼玉県八潮市の県道陥没事故の原因究明を目指す県の第三者委員会が、2月19日に報告書をまとめました。
  • 報告書は、事故現場周辺の下水道管点検における県の評価の不備を指摘しています。

点検と評価の経緯

  • 県は2021年度に事故現場周辺の下水道管の点検を実施しました。
  • 点検では、下水の流れが速く人が立ち入れないため、業者が水に浮かべるカメラを使用しました。
  • しかし、陥没現場直下では水しぶきが多く、周辺も暗かったため、管内部の鮮明な映像を得られませんでした。
  • 県は、この区間の下水道管の腐食状況を3段階評価で「中度」の「ランクB」と評価し、追加検査は行いませんでした。

第三者委員会の指摘

  • 報告書は、県が「直ちに修繕が必要な状況ではない」と評価した点について、「通常以上の意識を払って検討すれば、リスクの高まりを推測できた」と不備を指摘しました。
  • また、「他の調査機器で再調査を試みるべきだった」と、追加検査の必要性を強調しています。

陥没原因の見解

  • 陥没の原因については、従来通り、下水から発生した硫化水素によるコンクリート管の腐食が原因で、地盤内に空洞が生じたとする見解が示されました。

用語解説

  • 第三者委員会: 事故の原因究明や再発防止策の検討を行うために設置される専門家による委員会。

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