世界で乳児用粉ミルクから毒素「セレウリド」検出、大規模回収と健康への懸念
ヨーロッパを中心に乳児用粉ミルクから毒素「セレウリド」が検出され、大手メーカーが自主回収を進めています。乳児3人が死亡したとの報道もあり、健康への影響が懸念されています。日本では現時点で回収対象製品の輸入は確認されていません。
更新 2/15 17:21
世界的な粉ミルクの毒素混入問題
ヨーロッパを中心に、大手粉ミルクメーカーが販売する製品から毒素「セレウリド」が検出され、数十カ国で自主回収が行われています。この毒素は吐き気や腹痛を引き起こす可能性があります。
乳児への健康影響と報道
フランスでは、回収対象の粉ミルクを摂取したとみられる乳児3人が死亡したとの報道があり、保健当局はセレウリドの許容基準を厳格化する事態となっています。乳児は体が小さいため、少量でも激しい症状が出る可能性があると指摘されています。
セレウリドとは
セレウリドは、セレウス菌の一部が産生する毒素です。粉ミルクに含まれるアラキドン酸の製造工程に不備があったことが原因と報道されています。アラキドン酸は、母乳に近い栄養バランスを目指すために添加される油の一種です。
日本国内への影響
厚生労働省は、ヨーロッパで自主回収されている製品の輸入は確認されていないと発表しています。しかし、インターネット上では、粉ミルクの安全性に対する懸念や、母乳育児への回帰を促すような声も見られます。
食品安全管理の重要性
粉ミルクの栄養成分にアラキドン酸が添加される際、製造工程における安全管理が重要となります。ヨーロッパではDHAの添加が必須とされており、アラキドン酸とのバランス調整が推奨されています。
用語解説
- セレウリド: セレウス菌の一部が産生する毒素で、吐き気や腹痛を引き起こす。
- アラキドン酸: 粉ミルクに母乳に近い栄養バランスを目指して添加される油の一種。
- DHA: ドコサヘキサエン酸。粉ミルクへの添加がヨーロッパで義務付けられている栄養素。
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