移民捜査官に銃撃された住民、暴行罪で訴追されるも虚偽発覚で取り下げ相次ぐ
米ミネアポリスで、移民捜査官に銃撃された住民が当初暴行罪で訴追されたものの、捜査当局の説明に虚偽が発覚し、訴追が取り下げられる事態が発生しました。この一件は、トランプ米政権下の移民当局の信頼性にも疑問を投げかけています。
更新 2/16 17:35
事件の経緯
- 1月、ミネアポリスでフードデリバリー配達員のアルフレド・アレハンドロ・アルホルナさんがICE(移民税関捜査局)に尾行される。
- 帰宅後、アルホルナさんにつかみかかったICE捜査官を振りほどき、いとこのフリオ・セサール・ソーサセリスさんの家へ逃げ込む。
- ソーサセリスさんがドアを閉めようとした際、捜査官に脚を撃たれる。
- この事件の7日前には、別の住民が捜査官に射殺される事件が発生しており、抗議運動が再燃していた。
当初の国土安全保障省の説明と訴追
- 国土安全保障省は当初、車を運転していたのはソーサセリスさんで、アルホルナさんと別の男性が捜査官を襲撃したと発表。
- ソーサセリスさんとアルホルナさんは捜査官への暴行罪で訴追される。
司法省による疑義と訴追取り下げ
- 司法省が国土安全保障省の説明に疑問を呈し、車を運転していたのはアルホルナさんだったと指摘。
- その後、司法省はアルホルナさんとソーサセリスさんに対する訴追の取り下げを申請。
- 連邦検察が裁判所に誤った情報を提出したと説明。
ICEの声明と捜査官への処分
- ICEは、捜査官が宣誓の下で「虚偽の証言」をしていたことを認める声明を発表。
- 事件に関わった捜査官2人は休職処分となり、司法省が「真実に反する声明」について捜査を開始。
- 虚偽証言は証拠映像の検証で明らかになった。
- 捜査官2人は免職処分となり、刑事訴追される可能性もある。
用語解説
- ICE: 米移民税関捜査局(U.S. Immigration and Customs Enforcement)の略称。国土安全保障省傘下の法執行機関で、移民法執行を担当。
- 国土安全保障省: アメリカ合衆国の連邦行政機関の一つ。国土安全保障に関する政策の策定・実施を担う。
- 司法省: アメリカ合衆国の連邦行政機関の一つ。法務を担当し、連邦法の執行や司法制度の維持を担う。
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