外務省、中国・王毅外相の台湾有事に関する発言を「不適切」と指摘し、厳正な申し入れを実施

外務省は、中国の王毅外相がミュンヘン安全保障会議で行った高市早苗首相の台湾有事に関する答弁への批判について、「不適切」であると指摘し、外交ルートを通じて中国に厳正な申し入れを行ったと発表しました。王外相は、高市首相の答弁が「日本の軍国主義復活の亡霊」を示唆するものだと主張しましたが、外務省はこれを「事実に反し、根拠に欠ける」と反論しています。

更新 2/16 17:36

外務省、中国・王毅外相の発言を「不適切」と指摘

外務省は2月15日夜、中国の王毅外相がドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議で行った発言に対し、外交ルートを通じて中国に厳正な申し入れを行ったことを明らかにしました。

王毅外相の発言内容

王外相は会議において、高市早苗首相の台湾有事に関する答弁を批判しました。その上で、「日本には台湾を侵略、植民地支配する野心が消えず、軍国主義を復活させようとする亡霊が今も残っている」と主張したとされています。

外務省の反論と申し入れ

これに対し、茂木敏充外相は会議後のセッションで反論しました。外務省は、中国側の主張は「事実に反し、根拠に欠ける」として、外交ルートで申し入れを行いました。

また、外務省はX(旧ツイッター)で日本語と英語で声明を発表し、日本の防衛力強化は厳しさを増す安全保障環境に対応するためのものであり、特定の第三国を対象としたものではないと説明しました。さらに、中国を念頭に、「不透明な軍事力の拡張を長年にわたって続け、力、威圧による一方的な現状変更の試みを継続的に強化する国もある」と指摘しました。

用語解説

  • 王毅外相: 中国の外交担当者。
  • ミュンヘン安全保障会議: ドイツで毎年開催される、国際的な安全保障問題について議論する会議。
  • 高市早苗首相: 日本の現職首相。
  • 茂木敏充外相: 日本の現職外務大臣。

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