参政党・神谷代表、衆院選でジェンダー平等や多様性に関する発言で注目集める
参政党の神谷宗幣代表が衆院選の街頭演説で、ジェンダー平等や多様性に関する発言を行い、議論を呼んでいます。発言内容は、家族のあり方や「男女平等」の認識について、多様な価値観を持つ人々への配慮に欠けるのではないかという懸念も示されています。
更新 2/8 21:27
参政党・神谷代表の街頭演説での発言
参政党の神谷宗幣代表は、衆院選の街頭演説において、ジェンダー平等や多様性に関する発言を行いました。
「子どもを産んで」「男女平等ではなく伝統」といった発言
神谷代表は、「子どもを育てて初めて、親も成長させられる。それが人類の当たり前の形じゃないですか」と述べ、結婚し子どもを産み育てることを推奨するような発言をしました。また、「性差なくせ」という考え方は共産主義のようだと主張し、ジェンダーフリーはやめるべきだと述べました。これは少子化対策を巡る文脈での発言でした。
発言への懸念
これらの発言に対し、専門家からは「『人類の当たり前』と断定することは、当てはまらない多くの人を排除してしまう」といった懸念の声が上がっています。また、子を持たない選択をする人々や、多様な家族の形が存在する現代において、こうした発言がジェンダー平等や多様性の後退を招くのではないかという指摘もあります。
神谷代表の補足説明
一方で神谷代表は、「LGBTなど性的少数者を差別、排斥する考えは全くない」とも説明しています。しかし、参政党の基本政策にはLGBT理解増進法廃止や同性婚反対が掲げられています。
社会背景
厚生労働省の調査では「子どもがいて良かった」と答えた人の多くが「自分の視野が広がった」と回答していますが、一方で子どものいない夫婦のみの世帯は増加傾向にあり、経済的理由や不妊、あるいは本人の選択など、様々な理由で子どもを持たない、あるいは持てない人々が存在します。OECDの報告によると、50歳時点で子どものいない日本の女性は約28%に上ります。
用語解説
- 参政党: 日本の政党。
- 神谷宗幣: 参政党の代表。
- ジェンダー平等: 性別による差別や偏見をなくし、すべての人が性別に関わらず平等な権利や機会を持つべきとする考え方。
- 多様性: 人種、民族、性別、性的指向、宗教、年齢、障害の有無など、様々な違いを持つ人々が共存すること。
- 優生思想: 人種や民族、障害などに基づいて、特定の集団を劣っているとみなし、排除したり、淘汰したりすることを正当化する考え方。
- LGBT: レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとった言葉で、性的少数者を指す包括的な用語。
- ジェンダーフリー: 性差をなくそうとする考え方や運動。
参照元
タグ
コメント
0件- コメントはまだありません。