収賄容疑で東大教授ら書類送検、部下と計460万円超の接待か
東京大学大学院の教授らが、共同研究相手から高額な接待を受けた収賄容疑で書類送検された事件について、警視庁は教授と元特任准教授、そして贈賄側の法人代表理事を書類送検しました。接待には高級クラブや性風俗店での飲食、スーツケースの提供などが含まれ、総額460万円以上にのぼるとみられています。
更新 1/26 21:27
事件の概要
- 東京大学大学院教授の佐藤伸一容疑者(62)が、共同研究相手から高額な接待を受けた収賄容疑で逮捕されました。
- 警視庁は、佐藤容疑者と部下で元特任准教授の吉崎歩容疑者(46)を収賄容疑で、共同研究相手で「日本化粧品協会」代表理事の引地功一容疑者(52)を贈賄容疑で東京地検に書類送検しました。
接待の内容と金額
- 佐藤容疑者と吉崎容疑者は、引地容疑者から飲食代を含む計460万円超相当の接待を受けたとみられています。
- 吉崎容疑者は、大麻の合法成分「カンナビジオール(CBD)」などの皮膚疾患への効能に関する共同研究の運営で便宜を図った見返りに、約30回にわたり計約190万円相当の接待を受けた疑いです。
- 引地容疑者は、便宜への謝礼として佐藤、吉崎両容疑者に計約380万円相当の接待をした疑いが持たれています。
- 接待には高級クラブや性風俗店での飲食が含まれ、2024年4月頃からはソープランドを指定するようになったとのことです。
- また、引地容疑者から10万円を超えるスーツケースもそれぞれ受け取っていました。
研究と接待の関連性
- 共同研究は佐藤容疑者が統括し、吉崎容疑者が講座長として主導していました。
- 引地容疑者は、CBDを活用した化粧品需要の高まりを受け、東大との共同研究を模索していました。
- 接待の場では、大麻成分の分析施設整備や大麻草の品種改良に関する研究も要望し、研究項目に反映させたとのことです。
- 警視庁は、引地容疑者が研究成果を化粧品事業につなげるため、接待を続けていたとみています。
用語解説
- CBD: カンナビジオール。大麻の合法成分で、皮膚疾患への効能が研究されている。
- 日本化粧品協会: 引地功一容疑者が代表理事を務める一般社団法人。
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