シチリア島で大規模地滑り、住民1500人が避難

イタリア・シチリア島でサイクロンの影響による大規模な地滑りが発生し、約4キロにわたって崖が崩落。住民1500人が避難を余儀なくされ、非常事態宣言が発令されました。自然災害に対する保険加入率の低さも課題となっています。

更新 2/11 17:36

シチリア島で大規模地滑り発生

イタリア南部のシチリア島で1月27日、サイクロンの影響により大規模な地滑りが発生しました。全長約4キロにわたって崖が崩れ落ち、高さ約20メートルの崖の縁には住宅が傾いたまま取り残されています。地盤が緩んだ周辺地域では、住民1500人が避難を余儀なくされる事態となっています。

イタリア政府は、サイクロンの被害を受けた地域に非常事態宣言を発令しました。

自然災害への保険加入率の低さ

今回の災害を受け、自然災害に対する保険加入率の低さが指摘されています。イタリアでは、地震、地滑り、洪水などの自然災害リスクが高い地域に住む自治体の割合が高いにもかかわらず、企業や住宅の保険加入率は低いままです。特に、高潮や「ウォーターボム」と呼ばれる現象による被害は、現行法では保険の義務化の対象外となっているケースもあります。

保険会社団体(ANIA)の会長は、自然災害に対する保険加入を義務化する必要性を訴えています。しかし、現状では企業の保険加入率は約12%、住宅の保険加入率は約7%にとどまっており、十分な保護が得られていない状況です。

用語解説

  • ANIA: 全国保険会社協会

参照元

タグ

コメント

0
コメント投稿
個人情報の投稿は控えてください。
  • コメントはまだありません。

関連記事