ミラノ冬季五輪での米移民局(ICE)要員派遣計画にイタリア国内で反発
2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪で、警備支援のために米移民・税関捜査局(ICE)の要員が派遣される計画が明らかになり、イタリア国内で反発が広がっている。メローニ政権は、ICEが過去の強硬な移民摘発で知られることから、懸念の声に対応を迫られている。
更新 1/28 17:20
米移民・税関捜査局(ICE)の警備支援計画
- 2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪で、米移民・税関捜査局(ICE)が警備支援のため要員を派遣する計画が報じられた。
- この計画は、特にトランプ米政権下での強硬な移民摘発で知られるICEの活動内容から、イタリア国内で反発を招いている。
国内からの反発と政府の対応
- ミラノのサラ市長は、ICEを「人殺しの民兵」と非難し、歓迎しない意向を表明した。
- イタリア内務省は声明で、派遣されるのは国土安全保障の捜査を担う専門職員であり、米国での移民対策は行わないと説明した。
- タヤーニ外相は、「ナチス親衛隊(SS)が来るわけではない」と述べ、過剰な反応をしないよう国民に呼びかけた。
- メローニ政権は、国内の騒ぎを鎮静化させるための対応に苦慮している。
用語解説
- ICE: 米移民・税関捜査局(U.S. Immigration and Customs Enforcement)の略称。国土安全保障省の一部門で、移民法執行、税関、貿易規制を担当する。
- メローニ政権: イタリアのジョルジャ・メローニ首相が率いる政権。
- ナチス親衛隊(SS): ナチス・ドイツ時代の秘密警察および軍事組織。第二次世界大戦中の残虐行為で知られる。
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