マクロスコープ:消えない予算年度内成立論、高市首相の思い強く 実現には高いハードル
高市早苗首相が、衆院解散による遅延が生じた2026年度当初予算案の年度内成立に強い意欲を示している。しかし、過去最大規模の予算案であり、国会審議の慣習や野党の理解を得る必要性から、実現には高いハードルがあるとされる。
更新 2/17 17:33
予算年度内成立への首相のこだわり
- 高市早苗首相は、2026年度当初予算案の年度内成立に強いこだわりを見せている。
- 衆院解散により、例年より約1ヶ月遅れて特別国会が召集されたが、首相官邸からは年度内成立に向けた検討指示が出ている。
- 日本維新の会の吉村洋文代表は、首相から直接、年度内成立を目指す考えを聞いたことを明かしている。
年度内成立の難しさ
- 2026年度当初予算案は122兆円を超える過去最大規模であり、慎重な審議を求める声が自民党内からも上がっている。
- 予算審議は「国会の花形」とも言われ、例年、衆参両院でそれぞれ70~80時間程度の審議時間を確保するのが通例である。
- 年度内成立を目指す場合、3月13日ごろまでに衆院を通過させる必要があり、税制改正などの「日切れ法案」の審議との両立が困難となる。
- 「通常考えればどうやっても無理」との見方もあり、暫定予算編成が必要になる可能性も指摘されている。
可能性のある方策と課題
- 与党の質問時間を大幅に短縮する案が考えられるが、野党側の理解を得られるかは不透明である。
- 休日返上で審議を進める「奇策」も指摘されているが、実現には多くの課題が伴う。
- 中道改革連合の小川淳也代表は、年度内成立を前提とした対応に直ちに応じることはないと述べており、野党の協力は得にくい状況である。
用語解説
- 高市早苗首相: 現在の日本の首相。
- 日本維新の会: 日本の政党の一つ。
- 吉村洋文代表: 日本維新の会の代表。
- 中道改革連合: 日本の政党の一つ。
- 小川淳也代表: 中道改革連合の代表。
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