メキシコで1400年前のサポテカ文明の墓発見、フクロウのくちばしに人間の頭部彫刻

メキシコ南部オアハカ州で、精巧な彫刻が施された1400年前のサポテカ文明の墓が発見されました。フクロウのくちばしの中に人間の頭部を収めた彫刻があり、専門家は「過去10年で最も重要な考古学的発見」と評価しています。

更新 1/30 17:27

1400年前のサポテカ文明の墓発見

  • メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)によると、オアハカ州サン・パブロ・ウイツォで紀元600年ごろに建設されたサポテカ文明の墓が発見された。
  • この発見は「過去10年で最も重要な考古学的発見」と形容されている。

特徴的な彫刻と壁画

  • 墓は保存状態が良く、埋葬室の入り口上部にはフクロウの彫刻が据えられている。
  • フクロウのくちばしの中には、墓に葬られた人物を表現している可能性のある人間の頭部の彫刻が見られる。
  • サポテカ族にとってフクロウは「夜」と「死」を象徴する存在である。
  • 埋葬室の入り口には、様々な遺物を手にした2人の人物彫刻があり、墓の守護者のような役割だった可能性がある。
  • 埋葬室内部には、黄土色、白、緑、赤、青で描かれた壁画があり、儀式で使われる樹脂「コパル」の袋を運ぶ人々の列が描かれている。

発見の重要性

  • メキシコのシェインバウム大統領は、保存状態の良さと得られる情報から、この発見の重要性を強調した。
  • 現在、INAHの専門チームが遺跡の保護とさらなる調査を進めている。

用語解説

  • INAH: メキシコ国立人類学歴史研究所
  • サポテカ文明: メキシコ南部で栄えた古代文明
  • コパル: 中南米の伝統的な儀式で使われる樹脂

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