石破茂氏、自民党内の「ものを言わない文化」に警鐘 小泉進次郎氏への期待も示唆

石破茂氏が、自民党内の「ものを言わない文化」や減点主義について嘆き、かつては活発な議論があった時代や小泉純一郎元首相時代との違いを指摘した。また、「後ろから鉄砲」という批判に弱音を漏らす場面もあった。

更新 1/15 17:19

自民党内の「大企業病」

  • 石破茂元幹事長は、現在の自民党について「ものを言わないことが『出世の近道』のような文化がある」と述べ、自身の若い頃と比べて変化したと嘆いた。
  • この党内の空気を「大企業病みたい」と表現し、減点主義で強権的な上司への直言を避ける企業の風潮に例えた。

過去の活発な議論と現在の風潮

  • 石破氏は、自身が総務会に長くいた頃は「怒鳴り合いが当たり前」で、同僚議員と遠慮なく議論を戦わせていたと振り返った。
  • 「昔は(議論が白熱して)灰皿が飛んでいたから怖かった」と、当時の激しい議論の様子を語った。
  • 物言わぬ組織になった時期について、小選挙区制の導入や安倍晋三政権下での「異論は許さない」という文化の徹底が原因ではないかとの見解を示した。
  • 一方で、小泉純一郎元首相の頃は「みんな言いたいことを言っていた」と述べ、当時の風通しの良さに言及した。

「後ろから鉄砲」批判への弱音

  • 高市早苗政権のコメ政策などに苦言を呈していることに対し、「また後ろから仲間を鉄砲で撃っている」と党内で批判されることに弱音を漏らす場面があった。
  • 石破氏は、政権批判を積極的にしているつもりはないと釈明しつつも、「おまえね、また辞めたら政府の批判すんじゃねえよ」と言われることに、「それは言論統制じゃないの」と反論した。
  • 言われたくないから黙るしかない状況に対し、「物言わない組織はやがて潰れる」と強調した。
  • 国民の代表として発言するために議員になっているとし、言うべきことを言わないのであれば議員を辞めた方が良いと語った。

用語解説

  • 石破茂: 自民党の石破茂元幹事長。
  • 小泉純一郎: 元内閣総理大臣。
  • 安倍晋三: 元内閣総理大臣。
  • 高市早苗: 現職の国会議員(記事執筆時点)。
  • 小選挙区制: 小選挙区比例代表並立制のこと。一つの選挙区から一人の議員が選出される制度。

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