ローマ、トレビの泉に観光客向け入場料導入 オーバーツーリズム対策で

イタリア・ローマの象徴的な観光名所であるトレビの泉で、オーバーツーリズム対策として2ユーロの入場料が導入されました。日中の混雑時間帯に限り、噴水の正面エリアに近づくために必要となります。この措置は、歴史的建造物の保護と混雑緩和を目的としており、年間約650万ユーロの収益を見込んでいます。

更新 2/9 21:44

トレビの泉、入場料導入の背景

  • ローマの著名な観光名所であるトレビの泉で、2月2日より入場料が導入されました。
  • 目的は、オーバーツーリズム(観光公害)による混雑の緩和と、歴史的建造物の保護です。
  • 噴水の正面エリアに近づくためには、日中の混雑時間帯に限り2ユーロ(約370円)の支払いが必要です。
  • 広場からの眺めは引き続き無料で楽しめます。

収益の使途と市民への配慮

  • この入場料は、一部の市立博物館で導入された入場料と共に開始されました。
  • ローマ市民は、これらの料金が免除されます。
  • 市当局は、これらの施策により年間約650万ユーロ(約12億円)の収益を見込んでおり、維持管理費や市民向けの無料博物館開放に充てる計画です。

観光客の声と国際的な動向

  • モロッコからの観光客は、泉に近づきやすくなったと歓迎の意を示しています。
  • この有料化は、過去1年間の動線分離実験を経て本格導入されました。
  • パンテオンでも同様の混雑対策が行われており、ヴェネチアでは日帰り観光客向けの観光税が導入されるなど、ヨーロッパ各地でオーバーツーリズム対策が進んでいます。

その他の注意点

  • 泉の周りでの飲食は禁止されています。
  • 入場料導入は、観光客を狙うスリの防止にも役立つと期待されています。
  • 硬貨を泉に投げ入れる際の事故防止のため、パトロール導入も検討されています。

用語解説

  • オーバーツーリズム: 観光客の増加により、観光地が抱える様々な問題のこと。インフラの過負荷、環境破壊、住民生活への影響などが含まれる。
  • トレビの泉: イタリア・ローマにある有名なバロック様式の噴水。コインを投げ入れると再びローマに来られるという伝説がある。

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